Da Vinci Proが結構追い込めて来たので設定を記録しておく。
https://github.com/Drunkar/slic3er-settings-for-da-vinci-pro
ポイントは、
- スライサーにSlic3erを使う
こと。これをやらないと下記動画のように水平にずれてプリントされがちになる。
動画のとおりにカッターの刃をかませるだけでは解消しなかったが、Slic3erでg-codeを生成するようにしたら治った。
ヒゲを少なくするためにretractionを4.5mmにしている。
Curaも使ってみたがあまりヒゲは解消されなかった。
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g-codeのハマりどころ
Da Vinci Proのg-codeでの温度設定はM140 (Bed (no wait))、M190 (Bed (wait))、M104 (Extruder (no wait))、M109 (Extruder (wait)) の4つがあるが、no waitのコマンドで温度設定後にwaitコマンドをそれぞれ発行しないと、設定温度に達していないのにプリント開始したり別の温度で開始したりととっても面倒なことになる。
下記のようになっていればOK (例: エクストルーダ 230℃、ベッド90℃)
M140 S90 ; Bed (no wait)
M190 S90 ; Bed (wait)
M104 S230 ; Extruder (no wait)
M109 S230 ; Extruder (wait)
post-scriptでやっていること
Slic3erで出力されるg-codeでは、温度上昇完了後にfirst layer heightで最初の造形地点へと移動する。Da Vinci Proだとだいたいエクストルーダがベッドの端にぶつかってそのうち壊れそうなので、post processing scriptで移動前にz方向にエクストルーダを上昇させるようにg-codeを編集している。
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